コラム
スノーピークのテントのマウンテンモデルについて
5.スノーピークのテントのマウンテンモデルについて
○スノーピークのマウンテンモデルの種類について
スノーピークのマウンテンモデルのファルシリーズは、設営する時間がなんと20秒というキャンパーにとって作業効率化ができるテントです。ファルシリーズには、ファル 2(SSD-602)とファル 3(SSD-603)とファル 4(SSD-604)があります。
・ファル 2(SSD-602)
ファル 2(SSD-602)は、設置するのに便利な設計で、インナーテントとフライシート一体型のテントです。ただし、インナーはフライに自分でセットする必要があります。しかし、さっと通すだけなのですぐに設置が終わります。重量も1710gと軽量なので、女性ひとりでも設置が楽にできます。快適に就寝できる収容人数は大人2名です。山岳用のテントなので、山の傾斜のスペースが限られていても20秒で設置できるので、作業が楽に行えます。
現在は、ファル Pro.air 2 がラインナップされています。
・ファル 3(SSD-603)
ファル 3(SSD-603)は、重量1920gで、後室もあります。快適に就寝できる人数は大人2名・子供1名です。ファルシリーズが20秒で設置できることを考えると、キャンプ初心者のファミリーでも使い勝手が良いテントになっています。
現在は、ファル Pro.air 3 がラインナップされています。
・ファル 4(SSD-604)
ファル 4(SSD-604)は、重量が2230gです。快適に就寝できるテント内の収容人数は、大人2名・子供2名です。後室もあるので、4名で山岳キャンプに行っても広く使えます。インナーテントを外せばシェルター代わりになります。また、後室の出口も開くので、荷物をテントの外に簡単に持ち運べます。
現在は、ファル Pro.air 4 がラインナップされています。
○スノーピークのマウンテンモデルの人気シリーズについて
スノーピークのマウンテンモデルの人気シリーズは、ファル 2(SSD-602)とファル 4(SSD-604)のどちらかに意見が分かれます。それは、ファル2の場合はソロキャンプもしくは男女のカップルのキャンプに適しているからです。ファミリーには、やはりファル4で収容人数が大人2名・子供2名なので、人気が高く、大人2名・子供1名収容のファル3よりも、子供が1名の場合でもファル4を選ぶようです。子供の場合は活発なので、ファル4ならテントの中で行動するのに広さの余裕があるタイプを選ぶようです。もしくは、大人2名でキャンプをする場合は、ファル4を選ぶ人もいます。意外とファル4にして荷物をたくさん収容するキャンプになることもあるので、大きなテントが選ばれているのです。
ファル2の場合は、なんといっても全てが一体型なので設置がとても簡単にできるので、急の天候の変化にも対応できます。山岳キャンプに行く時にスペースがあれば、休憩をしたい時に設置ができるのが便利なのです。また、ファル4の場合は、やはりインナーテントを取り外した場合の広さにポイントがあります。それは、内部空間が他のタイプよりも広くなるので、テントの中で何かイベントを行うのに快適な広さだからです。
○スノーピークのマウンテンモデルの選び方について
スノーピークのマウンテンモデルの選び方でポイントとするのは、内部空間でどんなことをする予定があるかです。就寝だけを目的とするのか、それともインナーテントを外して何かをして楽しむことも目的に含まれているのかです。
ファルシリーズなら、インナーテントを外しリビングのように利用するのも良いです。ローテーブルに食事を並べるのなら、テントの入り口はオープンにしてローチェアだけ野外に出して自然の空気を味わいたいです。また、テントの外に団らんの為のたき火を設置するのなら、インナーテントを外したままで外とテントの内側を行き来しやすいようにすると良いです。
また、テントの中に背丈の低いチェアを置いて、外のたき火を見るのも趣きがあります。また、危険防止の為や寒さ対策の為にたき火をするのなら、テントの内側から監視する必要もあるのでインナーテントを外している状態なら便利です。山は天候が変わりやすいので、インナーテントを外した状態で、すぐに移動できるようにするには、スノーピークのマウンテンモデルのファルシリーズがおススメです。
また、人数が少なくても荷物が多い場合は、収容人数よりもワンランク大きいサイズにすると荷物だけ設置するテントを用意しなくても大丈夫です。突風や耐水の問題もあるので、できるだけ荷物は人が就寝する場所に一緒に置きたいです。その点、ファルシリーズのファル 3(SSD-603)とファル 4(SSD-604)なら、後室に荷物の出し入れをする入り口もあるので便利です。