コラム
スノーピークの調理器具のファミリークッカーについて
キャンプで料理をするには、クッカーは欠かせません。鍋からフライパンまで、さまざまな素材・種類が存在します。その中でも、3~4人で使えるサイズのファミリークッカーの情報をまとめてみました。
①スノーピークのファミリークッカーの種類について
スノーピークのファミリークッカーのロングセラーと言えばやはりこれ。フィールドクッカーPROシリーズです。フィールドの上で、このセットさえあればどんな料理もこなせるように考えて作られています。
このシリーズには素材にステンレスが使われています。ステンレスは保温性が非常に高く、煮込み料理に適している素材です。またとても丈夫で錆びにくい特性があります。ただ、火が一点に集まり焦げつきやすいので注意しましょう。
「フィールドクッカーPRO.1(CS-021)」は 230、200、180のサイズの異なるポットが3つ、水切りカゴとして使えるメッシュバスケット、フライパンがセットになっています。また付属のハンドルは、フライパンにも鍋にも取っ手として使うことができます。
「フィールドクッカーPRO.3(CS-023)」は、フィールドクッカーPRO.1 よりもポットの数が1つ少ないセットとなっています。
また、どちらのシリーズもすべてオールインワン収納が出来るようになっており、コンパクトにして持ち運べます。
②スノーピークのファミリークッカーの人気シリーズについて
一般的なファミリークッカーは、素材別に何種類かに分けられます。主な素材はアルミ、ステンレス、チタン製となっており、スノーピークのフィールドクッカーPROはステンレス製です。
ステンレスのメリットは丈夫で保温性があることと、錆びにくいことです。デメリットは重量があることと、熱伝導が悪いこととなっています。
フィールドクッカーPROは1988年に初代が販売されてから現在まで、リニューアルを繰り返しながらのロングセラーとなっています。
フライパンは黒皮鉄板製で、熱伝導が高い0.5mm厚のタイプです。焚き火などの火力にも耐えられるしっかりとしたフライパンです。
またフライパンがついているタイプとついていないタイプが売られていますが、スノーピークのフィールドクッカーPROには両タイプにフライパンが付属しています。ハンドルは取り外せるので、スタッキングできて便利です。フライパンがあることでさっと炒め物をすることも可能となっています。
またこのハンドルは、プラスチックのように溶けずに焚き火にも耐えうる素材であるとのフィールドテスト結果にもとづいて採用されました。
③スノーピークのファミリークッカーの選び方について
キャンプにおいて食事の準備は重要です。そのためには道具選びが大切になってきます。
基本的に、フィールドクッカーPROの2種類はポットの数が違うのみで、ほとんど同じセットとなっています。キャンプ場でゆっくり過ごしたい、料理にこだわりたい人におすすめのセットです。
スノーピークではファミリー用以外にもソロクッカーも発売されています。それらにはアルミやチタンなどの素材が使われていますが、ステンレスに比べると丈夫さに欠けます。そのかわり軽いのが特徴です。アルミは比較的安くチタンは高めとなっています。ステンレスはその中間ぐらいです。
長く使うならステンレス製で容量のあるファミリークッカーがいいでしょう。また、鍋には深さがあるので煮込みなどに適しています。
付属してくるメッシュバスケットは、サラダの野菜の水切りや、パスタの湯切りに便利です。またフライパンは鉄製なので、きちんと手入れしないと錆びてしまうことがあります。気をつけましょう。
いかがでしたか?スノーピークのファミリークッカーは、目的に合わせて2種類から選ぶことができます。大切にお手入れして長く使いたいですね。