コラム
スノーピークのタープのマウンテンモデルについて
スノーピークのタープのマウンテンモデルについて
①スノーピークのタープのマウンテンモデルはその名の通り山岳での使用に特化したモデルになっています。山岳での天候は変わりやすいため、急な嵐にも耐えられる強い素材でできています。また、山岳で背負って移動するため重量を極限まで落とし、使用者の負担を減らしてくれます。設置自体は難しくないのですが、山が大好き、またある程度山に知識がある上級者が使用するものになるかと思います。
②マウンテンモデルにはエアタープシリーズしかありません。スタンダードモデルにあるライトタープポンタシリーズなどのライトタープの形を継承し、さらなる軽量化を図ったものです。
ペンタAirであれば横幅400センチ、縦幅320センチです。広げるとかなり有効面積が大きいですが、収納時は縦幅11センチ、横幅21センチまで収縮できます。重量も約0.5キロと500mlの飲料水ほどしかありません。在庫切れが起きるほど人気の商品です。相場価格は18900円となっています。
ポンタAirであれば横幅200センチ、縦幅250センチとなっています。ペンタAirと比べるとさらに小さく設計したモデルになります。その分、重量が約0.25キロとペンタAirの半分の重さで抑えられます。相場価格は16000円です。山岳時に荷物をさらに軽く済ませたい人にお勧めです。
ペンタAir ポンタAirは山岳でバックパックに携行できるように軽量化されているにも関わらず、20Dポリエステルを採用しているため非常に頑丈です。20Dポリエステルは軽量にも関わらず高い強度を誇り、紫外線、温度、防水対策面で高い有効性を発揮してくれます。
ペンタAirはワンポールで自立するため簡単に設置できます。ワンポールで設置できるにも関わらず食事、就寝するのにもなんの問題もありません。急な雨でも濡れることなくすぐに対応できるのは魅力的です。また、山岳テント「ラゴ」と組み合わせることにより前室に広い快適空間を生み出せます。山岳テント「ラゴ」とは素早く設置でき、かつ、軽量のため山に登る人には大変愛用されています。重さは約1.25キロしかありません。マウンテンモデルのタープと組み合わせても重さは2キロを下回るためセットでお買い求めいただくのも良いかもしれません。山岳で何日も泊まるという方であればタープと組み合わせて休息がしっかり取れる快適空間を作る事を推奨します。
ポンタAirは小さいのですがポールの付け方にバリエーションがあるため、ペンタAirよりもしっかりしたタープ形状を生み出してくれます。雨が横殴りで一方向から吹いてくるといった場合でも吹いてくる方向に重点を置いてタープを設置できるバリエーション。真ん中に高いポールを設置することで三角テントのような形状ににし、両サイドの雨風を防いでくれるバリエーション。一方向だけ入り口を開け、他を地面に設置させることで小さくはなりますが一つの空間として使うバリエーション。坂になるように斜めに設置し、風を凌ぐのに特化したバリエーション様々あります。
山岳時に使う以外にも緊急事態ように備えておく人もいるようです。
③マウンテンモデルの選び方ですが山岳地帯で使う人のために機能が特化されているため、大勢で使ったり楽しくキャンプで使ったりしたい人にはまったくお勧めしません。マウンテンモデル自体が1人、多くて2人にしか対応しているモデルがありません。本格的に山に登って過ごしたい方、上級者の方にマウンテンモデルはお勧めします。また、防水効果が高いため、川の側で釣りをしたい方にもお勧めです。重量も軽く、簡単に設置できるため釣り道具のジャマにもならないでしょう。