コラム
スノーピークのシェルターのマウンテンモデルについて
スノーピークのシェルターのマウンテンモデルについて
①スノーピークのマウンテンモデルの種類について
【マウンテンモデル】
山岳用の軽くて設営が簡単なカラーがゴールドのツインポール付きシェルターです。テントのような快適性はありませんが、高い耐水性のシートでツェルト並みの機能を果たしてくれます。
●セル2
対応人数2名、重量0.55kg(本体幕のみ)、サイズ200cm×200cm、高さ113cm材質:20Dシリコンポリエステルミニリップストップ、PUコーティング耐水圧1,500ミニマム、撥水加工、自在ロープ(2.3m×4)、ジェラルミンペグ(×8)収納ケースに入れた状態で740g。
軽量設計なので、登山に持参しても負担になりません。ボトムには、スカートが付いていて、下部からの冷気が侵入してくるのを防いでくれます。設営は、四隅をペグダウンしてポールを持ち上げ、張り綱を張るだけなので、天候のの変わりやすい山でもスピーディーに設営・撤収ができます。ペグダウンできない岩場でも設営できるように、張り綱に付いている輪を重石にくくり付けることができるようになっています。メッシュの通気口が前後に付いているので、夏場でも安心です。2人で使用する際に、出入りがしやすいように入り口が2箇所付いています。レジャーシートやマットを敷くと、居住性が増して使いやすくなります。
②スノーピークのマウンテンモデルの人気シリーズについて
セル2の幕体には、20Dシリコンポリエステルミニリップストップという素材が使われています。リップストップとは、碁盤目状にナイロンの繊維が縫い込まれている織り方です。そのため、生地が裂けそうになったとしても、それ以上裂けないように防ぐことができます。更に、シリコンポリエステルが採用されていますので、撥水性、耐寒性、耐熱性にも優れています。また、20DのDとはデニールを意味していますが、この数値が高い程、強度が強いということになりますが、強度が強いと通気性が低下しますし、それだけ重たくなります。それから、耐圧水が1,500ミニマムとなっていますが、これは目安として、強い雨にも耐えられる程度ということです。この値は、JIS規格の耐水度試験によって決められています。一般的なキャンプであれば、耐水圧1,000くらいでも十分ですが、セル2は山岳用なので、耐水圧が高く設計されています。
セル2で、自転車に乗って毎日ソロキャンプをするような場合は、シェルターにシュラフマットを敷くと、地面の凸凹のせいで眠れないといったことや、地面の冷気が伝わってくるといった心配がありません。天井に着いているフックにライトを付けられるようになっているので、夜間でも明かるい空間を確保することができます。
③スノーピークのマウンテンモデルの選び方について
セル2は、縦走ハイキングなどで、休憩する時に寒さから身を守ることができますし、雨や霧などの急な天候の変化で避難をしなければいけないような時には、セル2で野営をしてしのぐこともできます。登山では、山小屋に泊まるのも良いですが、セル2を使って自然の中で野営を楽しむのもお勧めです。山で、野鳥観察をする時の休憩場所としても使えます。それから、数日に渡るようなトレイルランニングでは、セル2のような軽量のシェルターを持参することで、走っている時に負担になることがありません。雨が降った時には、カッパの代わりに使うこともできます。そして、岩場や傾斜の多い場所での山釣りで、セル2を休憩場所に使ったり、野営したりする時に使うと便利です。自転車やバイクで一人旅をする時にも、軽量のセル2なら、就寝時に寝袋とセットで使えば荷物にならないので便利です。設営方法が簡単なので、。山岳地での野営が始めの方や、一人でキャンプをするのが初めてという方でもセル2であれば、一人で短時間で設営することができます。小さくてもしっかりとした居住性があるので、二人で就寝するのに十分なシェルターです。シートの色は、ゴールといっても抑えた色味なので、悪目立ちしません。